二千年余りに及ぶ歴史を刻む戸隠神社は、「天岩戸開きの神事」に功績のあった神々や地主神をお祀りしています。奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の5社があります。遠い神代の昔、「天岩戸」が飛来し、誕生したといわれています。
戸隠中社
中社の御祭神は天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)。お隠れになった天照大神が岩戸を開くきっかけとなるアイディアを出した知恵の神様です。学業成就、試験合格、商売繁盛、開運、家内安全の守り神として尊信されています。戸隠中社バス停のすぐ目の前に中社の鳥居があります。そこから、階段をのぼり中社にむかいます。お車でお越しの方は、参拝者駐車場が社務所と同じ高さにあるため階段をのぼることなく参拝できますので安心ですね。階段をあがると目の前が中社すぐ横に立派なご神木、右手には青龍殿が、その奥にはすがすがしさのあふれるさざれ滝があります。左手の社務所では、中社御朱印がいただけます。火之御子社参拝がすんでいれば、いっしょに火之御子社の御朱印もいただくことができます。
バス停横大鳥居を挟んで戸隠の三本杉がそれぞれ72mの正三角形にあるます。鳥居ひだりに直径16m目測で高さ38m。鳥居右には、直径9.4m目測高さ42m石段の上にあるものは直径7.3m目測高さ37あり、この3本杉は古来より御神木としてあがめられています。触ることのできる場所もありますのでぜひご神木に触れてみましょう。私は、じんわりとパワーを感じわれあたたかくなりました。
戸隠火之御子社
御創建承徳2年(1098)御祭神天細女命(あめのうずめのみこと)御由緒 社伝によると「天岩屋戸前にて天細女命神楽舞う」とあります。戸隠が神仏習合の時代にあっても終始神社としての姿を保ってきました。古来より舞楽芸能の神 火防の神 縁結びの神 開運の神としてその道を志す人達の信仰があります。境内には、樹齢500年を超える「夫婦杉」有名な、「西行桜」があります。戸隠中社バス停をくだると火之御子社へと続く五社めぐりコースの案内がありますので、そちらをくだっていくと宝光社境内に続いています。また、宝光社は、車の道路 駐車場からも近く、数段の階段で参拝できます。火之御子社には、社務所がありませんので、御朱印は、参拝後に中社か、宝光社にていただけます。
戸隠宝光社
御祭神は天表春命(おめのうちはるのみこと)中社の御祭神天八意思兼命の御子神様で開拓され 学問技芸 裁縫 縁結び 安産 厄除け 家内安全などの御神徳があり、女性や子供の守り神として、広く高大なるお恵みを給う大神様です。
バス停戸隠宝光社からですぐにわかります。火之御子社からは、神道を徒歩20分ほど下ってで境内につきます。下からの参拝は鳥居をくぐると狛犬がお迎えしてくれます。私は、5社の最後に参拝しましたので、夕方になりかけだったのですが、狛犬様からの階段を見上げた階段の姿が凛としてすばらしかったです。階段は写真ののように急こう配ですが、左手にはなだらかな女坂もあります。御朱印は、宝光社社務所で火之御子社のものいただけます。5社全部の御朱印をあつめると、記念のしおりがいただけますので、是非5社まわりましたと神主さんにお伝えしてください。
五社めぐりの感想
今回私は、奥社九頭龍神社→随神門→鏡池→小鳥ケ池→中社→火の御子社→宝光社と徒歩でめぐりました。漫歩計は、3300歩 4時間の散策と表示されていました。朝早くの奥社に向かう参道は、静かで音 光 空気のから、参拝のする人の心を高めてくれることでしょう。特に随神門をくぐったあたりからのことばでは表せないものに自身の気持ちが揺り動かされる感覚を感じられるのではないでしょうか。山の深い場所の奥社から順番に下って五社めぐることで、登りよりも巡りやすくなるはずです。車で巡る場合には、麓の宝光社から登りながらめぐることで、古来よりの巡りかたと重なり、奥社参拝の際の感動がより大きくなることでしょう。
長野戸隠神社へのアクセス方法は、戸隠神社のアクセスをご覧ください
皆さんが幸せな気持ちになるお手伝いができると幸いです。