2019年に9月にオープンして、2022年には、食べログ スイーツ東京百名店に選出された「おかしやうっちー」。ショートケーキや、プリン、シュークリームときをてらうことのない、洋菓子の定番商品がスペシャリテ。見た目は究極にシンプルながら、ひとたび口にすると、内山シェフの究極なまでに探求された味わいを目の当たりにし、極上の素材の良さをいただけるパティスリーです。
おかしやうっちーのお店への道のり
北参道の駅から5分ほどでした。お店までは、代々木駅からお店まで、街並みを楽しみながら12分ほど歩きました。途中にある、北参道駅からは住宅街の小径を抜けていきました。住宅街のなかでひっそりと現れるお店は、静かな町になじんでいます。お店のカラーと同じ水色の自転車が目印です。帰りは、千駄ヶ谷駅に向かいました。こちらのほうが、道もわかりやすく近くかんじました。
2023年2月27日(月)のメニューは、
- みるく 3号サイズ@2800税込 生クリームとスポンジのみのシンプルなショートケーキです。フルーツ入りもおつくりできますので、事前にご予約ください。フルーツの種類はその時期のおいしいものをつかいますのでお問い合わせください
- いちごムース @800税込 さちのかいちごを使用したフレッシュムース。中にはカスタードと生クリームを合わせたものとスポンジと果肉も入っています。
- ゆりねのタルト @1400税込 北海道の甘いゆりねを当店オリジナルバタークリームと一緒にあわせたタルトです。
- プリン(神果卵しんからん)ひとつ上の特別な卵を使ったプリン、卵特有の臭みがなく、きれいな後味が特徴です。
- プリン(素王卵)おかしやうっちーのスタンダードプリンです。どなたでも食べやすい、なめらかな食感です。
- シュークリーム(神果卵)@540税込 高知・四万十の特別な卵を使用した白いカスタードクリームがたっぷりと入っています。
予約状況
イートインは、1ヶ月先の予約を朝11:30~電話です予約するのですが、予約開始時間の直後はなかなか、つながらないようです。来店したい、2週間前に「イートイン空いてますかー」とのんびり電話してみても、空席はなく。テイクアウトで予約しました。お忙しいはずなのに、とても丁寧に対応していただき、恐縮です。
4月までは、苺入りミルクの予約もできるそうです。また、その日にムースかゼリーのどちらかつくるとのことなので、ミルクとムースかゼリーできる方をお願いしました。なにがあるかは、当日のお楽しみです。
おかしやうっちーミルク
おかしやうっちーのスペシャリテ「みるく」。予約の時点で、フルーツ入りをお願いすることもできましたが、はじめてのうっちーを味わうため、プレーンなミルクにしました。よくあるショートケーキとは、形が異なり球体でコロンとかわいい。まん丸の真っ白なケーキにまん丸ケーキピック。思わずにんまりしてしまう外見です。断面好きの私はもちろんカット。クリーム スポンジ クリームとどこまでもシンプル。シンプルであるがゆえに素材の味を存分に楽しみました。ジャージ牛乳をベースに独自に創り上げた生クリームを使ったクリームは、乳脂肪分20%で独特の舌触りにコクがしっかりとしています。シロップなどは使わず、スポンジの水分量だけでしっとり感をほじしているスポンジと合いさらりといただける唯一無二のショートケーキでした。
おかしやうっちーいちごムのース
持ち帰る時から、苺の香りが箱から漏れ出すほどのムース。潔くシンプルな表面のムースの中になにがかくれているのか想像するだけで、わくわく。そっとスプーンを入れてみると、ふわふわとろとろ、この世で最もやわらかいムース。フレッシュないちご、スポンジが隠れています。ピンク色の繊細さと同じように繊細なあまさ。本日は、さちのかいちご(高知)の苺のムースです。
保冷バック お品書き 営業日 賞味期限
おかしやうっちーさんのケーキは、繊細で温度管理が大切なため購入する際には保冷バックが必須です。もし忘れても大丈夫可愛いおかしやうっちーロゴ入り保冷バック@900も販売されています。
購入商品には、それぞれうっちーシェフからの詳しい説明書きが添付してあり、読みながら口にすることでより一層楽しめます。シェフの修行した「茗荷谷の一幸庵」でも、水上力氏のそれぞれのお菓子に対する思いがつづられていたのを思いだしました。どちらも、当日に作られて当日中にお召し上がりくださいとのことで、賞味期限は1日ですね。
素材の良さを飾ることなく究極に引き出す職人がつくるお菓子をおいしくいただきました。ごちそうさまでした。