pâtissier德永 純司さんはどんな方
エキリーブルの店主パティシエ徳永純司さんは、ザ・リッツカールトン大阪、 ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ エグゼクティブペストリーシェフを経て2022年に équilibre開業された。テレビドラマ「グランメゾン東京」や「この恋あたためますか」のスイーツ監修も手がけたり、「ジョブチューン」に出演されるなどメディアにもよく登場される方です。
高橋萌さんチョコレート細工の日本代表で優勝
今回equilibre(エキリーブル)の高橋萌さんが、フランス中部リヨン郊外で行われた、世界のパティシエ(洋菓子職人)たちが国別対抗の団体戦で技を競う大会「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」の日本代表チームの一人として、出場されました。
equilibre(エキリーブル)最近の混雑状況
情熱大陸でエキリーブルさんが特集されるようです。その前に訪問しようと、2月初旬の平日11時に伺いました。店内には、4名のみ入店とされていて、お店の外には、25人ほどの並んでいます。並びはじめから、購入してお店の外にでるまでの時間は30分強。並んでいる人が多くてもオペレーションのはやいお店です。
equilibre(エキリーブル)のケーキとは
お店の方に伺ったところ、左上の「ラムレザン」と「洋ナシタルトのシブスト」「モンブラン」がおすすめです。「ラムレザン」は、ラムレザンバタークリームを使用しているところがモンブランとの大きな違いだそうです。今回は、カシス、 クレメダンジュ、シューアラクレーム、キャラメルショコラオランジェを購入。
【カシス】@750
フレッシュベリーで飾り付け、ソース、カシスのムースの中にバニラムース、スポンジ、土台はビスケット生地でしっかりと。ムースのケーキは、やわらかく繊細で持ち帰る際崩れがちです。生クリームのように見える絞りが実はケーキが崩れないようにするためにしっかり包みこんでいます。
【キャラメルショコラオランジュ】@730
まずは、オレンジリキュールの香りが、表面の金の模様も生えて美しいです。チョコレートのムースも苦すぎず、甘すぎず程よい口ざわり。土台にあたるクッキー生地のチョコレートが、やわらかいムースの中でこっそり軽やかに主張していて楽しい食感を与えてくれます。
【シューアラクレーム】@430
シュー生地としては、厚めのしっとりなシュー生地にほろほろとクッキー生地がトッピングされています。中の、カスタードハードは、卵の風味が際立っていました。
ガーゼに包まれた、真っ白なチーズ。想像よりも固め。中からは煮詰められた、赤いベリーが登場します。白と赤の対比が素敵
お店の情報
店名 | equilibre(エキリーブル) |
Tel | 03-6417-4882 |
住所 | 東京都品川区西五反田5-11-10 Relief不動前 1F |
定休日 | 火曜・水曜・たまに木曜 |
pâtissier | 德永 純司 |
SNS | https://www.instagram.com/equilibre_tokyo/ |
equilibre(エキリーブル)の感想
オーナーの徳永さんは、口の中に入れて心地よいお菓子を大事にしているからこそ、フランス語でバランスと意味するエキリーブルと店名をつけたそうです。口にするとその思いが確かに表現されていて、老若男女がやさしい気持ちになるケーキです。崩れやすいムースをそのままの形が保てるように、形状、材料、包装、手際、値段ともに緻密に計算されています。大切な相手に差し上げることの多いケーキへ丁寧な気配りが払われている繊細なお店でした。ごちそうさまでした。